歴史の重みを感じて!!

治安維持法国賠同盟主催の「『治安維持法』と現代を問い直す3・15記念のつどい」に参加しました。

息子さんである小松伸哉さんが語った「小松益喜・トキさんが歩んだ抵抗の人生」は、歴史の真実を見つめ、その重みを感じるお話でした。

とくに「戦争で殺されるか、戦争に反対して殺されるか、自分は戦争反対の道を歩みたいという父が問うた言葉を、今こそかみしめ、両親のたたかいに続きたい」という言葉は、印象に残りました。

治安維持法違反で逮捕され、妊娠中の大部分を勾留された留置場で、ちり紙に綴った短歌(写真参照)も強烈な印象を持ちました。

郷土史家の湯浅さんが、大栗清実医師の生き様を紹介されたお話も感動しました。日本初の無産診療所「大崎診療所」の初代所長となり2014.3.22 3.15記念集会 020、生まれ育った阿南に戻り、『赤ひげ先生』として慕われた大栗先生。私たちの大先輩でもある大栗清実医師の顕彰碑を健生阿南診療所に建立しようとの提案も諸手を挙げて賛成です。