時宜をえた沢田先生の講演!!

日本科学者会議徳島支部、原発ゼロ徳島連絡会、徳島原水協の3者の共催で、、名古屋大名誉教授沢田昭二先生の講演会が開かれました。

100人が参加、学生さんの姿もありました。

「核兵器の非人道性と人類の発展方向―核脅迫時代からの脱却の今日的意義と情勢―」とのタイトルで1時間半じっくりお話しされました。

安倍政権が日本国憲法と世界の動きに逆行して、集団的自衛権で憲法9条に反して戦前の軍国主義へ、さらに原発推進政策を進める動きをきっぱり批判、時宜にかなった講演でした。

「いかなる状況下であっても核兵器が二度と使用されないことが、まさに人類の生存にとっての利益である」この共同声明の精神と先日の福井地裁の画期的な判決と通じ合うところがあると感じました。

また2014年の後半にオーストリアのウイーンで開かれる第3回の国際会議で、核抑止論を批判しきることの重要性を指摘。

参考資料として1975年の湯川秀樹・朝永信一郎両先生による湯川・朝永宣言「核抑止を超えて」はとても興味深く読みました。

そして2015年のNPT再検討会議の成功でに向けた取り組みの重要性を指摘されました。

2005年のニューヨークへ行った経験から、機会ができれば来年の画期をなすNPT再検討会議に参加できればと・・・・・。

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