「過労死等防止対策推進シンポジウム」が


 「過労死等防止対策推進シンポジウム」が徳島大学のけやきホールで開催され、今年も参加しました。
 徳島労働局からの報告に続き、尾林弁護士(東京過労死弁護団幹事長)が「過労死の実情と求められる防止策」との基調講演がありました。
 多種多様な過労死の事例が示され、細川内ダムをめぐる徳島県内での木頭村助役の自殺も報告され、遺族の方からの声も聞くことができました。
 コロナ禍のもとで過労死・過労自殺を引き起こす長時間労働やパワーハラスメントなどが横行しています。北海道過労死を考える家族の会の方からの報告もありましたが、医療や介護、看護など、もともと労働条件の厳しい「エッセンシャルワーカー」の分野では、さらなる待遇悪化を伴っている職場も目立ちます。労働災害を招く長時間労働などを規制する労働基準法の抜本的改正が求められていると思います。
 また「トヨタ自動車で17年に男性社員が上司のパワハラが原因で自殺したことに豊田章男社長が遺族に直接謝罪しました。パワハラを放置した企業の責任が問われます。現行法に、ハラスメントそのものを禁止する規定がないことが大きな問題です。日本がILOのハラスメント禁止条約を批准し、法律に明記することが必要です。
 コロナ禍で増加した自宅で仕事をする『テレワーク』は、労働時間と生活時間を区別しにくくし、長時間労働やサービス残業の一因となっています。労働時間を厳格に管理しなければなりません。時間外労働・休日労働・深夜労働を厳しく制限し、安全衛生確保に実効性を持たせるとともに、EUが実現している『つながらない権利』(勤務時間外や休日に業務上のメッセージや電話に応じない権利)の確立をすすめることが重要」と赤旗の主張でも報道されました。今日学んだことを県政にも反映させます。
瀬戸内寂聴さんを偲び、文学書道館へ記帳に行きました。関係者の方からの説明や写真の了解もいただきました。
 県立文学書道館が、「瀬戸内寂聴さんのご逝去について」という情報を発信しています。
 徳島市出身の作家で当館名誉館長の瀬戸内寂聴さんが11月9日、心不全のためご逝去されました。100歳まであと半年というところでした。
瀬戸内さんは『場所』(野間文芸賞受賞)などの小説やエッセイ集を400冊余り刊行したほか、51歳での出家後には、全10巻に上る「源氏物語」現代語訳の偉業を成し遂げ、2006年に文化勲章を受章しました。また、04年から10年間、当館館長を務めるなど、古里・徳島の文化振興にも大きな足跡を残しました。
人の何倍も生き、人の何倍も書いた瀬戸内さんの業績を偲び、謹んでご冥福をお祈りいたします。
当館では、12日(金)から21日(日)まで1階ロビーに記帳所を設けるほか、3階の瀬戸内寂聴記念室を同期間、無料開放しています。この機会にぜひご観覧いただき、在りし日の寂聴さんをお偲びいただければ幸いです。
2人、花、室内の画像のようです

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