「核のごみ 受け入れ認めない」は当然!!原発の再稼働は即時中止を!!

原子力発電所から出るいわゆる「核のごみ」の処分場の候補地をめぐり、国が調査対象の可能性がある地域の地図を公表したことについて飯泉知事は今朝の記者会見で「処分場の建設反対が県民の意見だと考えている」として処分場の受け入れを認めない考えを示しました。当然です。これについて知事は「徳島県内は広い地域で南海トラフ巨大地震や活断層による直下型地震で大きな揺れが想定されるが、国の地図では活断層のすぐ上しかこうした災害への配慮がされていない」と述べました。
7月29日付しんぶん赤旗より

「核のゴミ」の最終処分地候補になりうる全国地図の公表は、「国が前面に立つ」として、政府のエネルギー基本計画(2014年4月)で示された地方への「核のゴミ」押し付けの具体化です。応募自治体を待つ方式では一向に進まないことから、政府があらかじめ「適地」を示し、政府が個別に申し入れる方式に変えました。

政府は公表した地図に基づいて国民の理解を得たいとしています。しかし、国民の間には最終処分場の合意が、原発の永続的利用につながるのではないかという懸念があります。

政府は原発の是非にかかわりなく今も使用済み核燃料が存在することをもって、「現世代の責任」を強調します。

しかし、国民の過半数が再稼働に反対するなか、核のゴミをさらに増やす原発再稼働を強引に進める政府のもとでは、処分場受け入れの合意を得ることは極めて困難とみられています。このため地図公表に続いて、上からの押し付けを強める危険があります。

国が核のゴミの最終処分場の公募を始めたのは2002年。自治体が名乗りを上げれば、調査段階から、自治体に多額の交付金が入る方式でした。しかしこれまで正式に応募したのは、07年1月の高知県東洋町のみです。同町では、議会や住民の反対を無視した町長の応募に批判が強まり、町長の辞任、町長選を経て町は約3カ月後、応募を取り下げます。

応募の意向について幾つかの自治体の名前が取りざたされましたが、その都度住民の反対が沸き起こり、いずれも正式の応募には至っていません。

高レベル放射性廃棄物の処分に関して、日本学術会議は12年、政策の抜本的見直しなどを提言しています。そこでは、原発に関する大局的政策への社会的合意のないまま最終処分場選定という個別争点への合意形成を求めることについて、「手続き的に逆転」していると批判しています。

学術会議は昨年、インターネットを利用して、最終処分に関する討論型世論調査を行いました。その結果では、討議前は原発に「当面は依存すべき」が最も支持を得ていましたが、討議後には「すみやかにゼロにすべき」が最も支持を得る結果になっています。

原発を今後どうするのかの合意が、核のゴミ処分に向けた国民的な議論の前提です。まずは原発の稼働を取りやめ、これ以上危険な負の遺産を増やさないことが、現世代が果たすべき責任です。

 

今日の飯泉知事の記者会見で「徳島県では過去に県南部の3つの町と県議会で、隣接する高知県での処分場建設に反対する決議がいずれも全会一致で可決されている。この判断が処分場の建設に対する県民の意見だと捉えているため、受け入れは認められない」と述べ、処分場は受け入れられないという考えを示しましたが、参考に当時の決議をアップします。

 

高知県東洋町における高レベル放射性廃棄物最終処分施設誘致に反対する決議     2007年2月15日         提 出 者   全 議 員

高知県東洋町は、原子力発電環境整備機構が公募する高レベル放射性廃棄物最終処分施設の候補地選定に向けた文献調査に応募し、去る1月26日、同機構は、同町が提出した応募書を全国で初めて受け付けた。  東洋町と本県海部郡とは、地理的、経済的、社会的にも深いつながりがあり、また、室戸阿南海岸国定公園内にある風光明媚な地域で、農林漁業が盛んであり、恵まれた自然を生かし地域振興を図っている。さらに、近い将来、高い確率で南海地震の発生が予想されている地域でもあることから、高レベル放射性廃棄物最終処分施設誘致にあたっては、安全性に対する住民の不安や、農林漁業や観光等に対する影響や風評被害など、多くの危惧する点があり、誘致の検討にあたっては慎重が上にも慎重な取り扱いが求められている。  しかしながら、東洋町の応募は、町民の6割以上の反対署名が出ているうえ、議会の理解も得ておらず、民主主義のルールを無視した形で、町長が独断で行ったものであり、断じて容認することができない。このようなことから、海部郡3町の各議会においても全会一致により東洋町への誘致反対の決議等がなされ、また、去る2月6日、本県知事も、高知県知事とともに、経済産業省及び原子力発電環境整備機構に対し、本県等の理解が得られるまで文献調査を行わないことなどの申入れを行ったところである。  よって、本県議会は、住民や議会の理解が得られていない状況では、同機構による文献調査の開始には断固反対する。なお、国及び関係機関においては、今後、隣接自治体との無用な混乱を避けるため、候補地の応募や文献調査等の各段階において、東洋町と境を接する本県の住民や知事の意見を聴き、これを十分に尊重する仕組みに改めるよう強く求める。  以上、決議する

党創立95周年、7月最後の日曜日!!

党創立95周年の7月最後の日曜日です

不破さんの記念講演の中で、1989年2月の徳島市長選挙結果が、千葉・名古屋とともに紹介されたことが多くのみなさんから反響が寄せられます。

昨日も先輩党員のIさんが、「資料整理しとったら、徳島市長選のニュースが出てきたよ。山田さんどうぞ」と、ありがとうございます。

「山田候補いざ出陣!」との見出しが懐かしいです。

党支持者だけでなく多くの市民との共同で、現職のオール与党の市長との一騎打ちの中で、40%の得票をいただいたこの選挙を改めて振り返りました。その後天安門事件などで、その後の政治変革につながりませんでしたが、共産党を除く壁との粘り強いたたかいを経て、市民と野党の共同が進み、34年間の「党を除く壁」を崩壊させることもできました。新しい希望のある日本の政治、今こそ実現させねばと思います。

今日も汗をふきふき地域支部の方と党へのお誘いやしんぶん赤旗のご購読のお願いに回りました。「日本の政党の中で同じ名前で95年すごいですね、知りませんでした」、「安倍政権やっつけてくださいよ。共産党にしかできません」、「四国に国政の議席がないんですね、それはダメ、応援しますよ」などなど、冷たい飲み物の差し入れもいただき激励もいただきました。

19961314_731814553668619_2253999709407746215_n

笑いあり・元気が出た五十嵐先生の講演、夜には地元夏祭り!!

徳島革新懇主催で「活路は共闘にあり」と題し五十嵐 仁さん(法政大学名誉教授)が記念講演、明快なお話しに笑いもあり、元気と確信をいただきました。
都議選の結果をどう見るか、9条改憲に対する最初の審判、潮目が変わった、野党共闘と「勝利の方程式」など詳しくお話ししていただきました。多色刷りの運動を、なるほどと・・・
そして解散・総選挙をめぐる情勢、「シニア・レフト」の呼びかけ、つまり運動で長生きし、まともな世の中にしてお迎えを待つ・・・痛快なお話しでした。
記念講演の前には、県下の4野党と市民連合徳島代表が連帯あいさつ、熱気ある集会でした。

今夜は地元しらさぎ台での夏祭り、歌あり、踊りあり、もちろんおいしい軽食なども、自治会の役員さんなどが総出で準備、昼の暑さを忘れて楽しみました。

一足早い阿波踊り、ちびっ子連、平和連のみなさんの楽しく、素晴らしい踊り、「さあみなさんも踊って」との総踊り、私も役員を務める節ちゃんも踊りの輪に入りました。思うように踊れませんが、自分流で楽しみました。

その後ビンゴゲームなどもあり夏祭りを満喫しました。

久しぶりの方にお目にかかったり、相談が寄せられたり、意見が弾んだり、役員さんからは「今年は若い人たちの参加が多いよう」との声も聞きました。

19961314_731814553668619_2253999709407746215_n 20431528_731814540335287_7901093143925719341_n IMG_6786 IMG_6716 IMG_6708 IMG_6814 IMG_6832 IMG_6664 IMG_6658 IMG_6661

 

2017.7.28.原発反対264回目 (3)

朝宣伝・県議団会議・地域回り・金曜行動!!

今朝の徳島駅前の朝宣伝、いつもの4人で、蒸し暑く汗が流れてきましたがマイクから訴えました。
稲田防衛相の辞任、首相の任命責任は重大です。安倍政権がいよいよ追い込まれています。さらに市民と野党との共同を強める時です。
世界も激動、昨日の原水爆禁止広島・長崎の結団式の模様と核兵器禁止条約の採択の歴史的転機の大会、私も長崎大会に参加しますと、合わせて徳島県庁の県民ホールで長年市民団体が求めてきた原爆パネル展が8月1日から10日まで開催される予定ですと紹介しました。その後県議団会議、地域回りをしました。

夕方6時からは、264回目の金曜日行動、代表の手塚さんも元気です。私は久々の参加、リレートークで訴えました。リレートークの締めくくりは「原発反対のマーチ」原発は危険だから日本中から無くすんだよ 一日1基、三日で3基 3基つぶせばまた1基と・・・テンポ・内容もグッドです。
その後四国電力徳島支店へパレード、気持ちの良い汗を流しました。

2017.7.28.原発反対264回目 (3) 2017.7.28.原発反対264回目 (17) 20376152_731362880380453_3659076343884628841_n 20479729_731363027047105_9201123714269050734_n

IMG_6618

原水爆禁止世界大会広島・長崎 参加者の結団式が!!

今夜「原水爆禁止世界大会広島・長崎 参加者の結団式」がありました。
猪本徳島県原水協事務局長から核兵器禁止条約が採択されるという、歴史の新たなページが開かれた中の歴史的な世界大会、核兵器国やその同盟国などをいかに禁止条約に参加させるかが焦点と情勢の進展を報告されました。
両世界大会に参加する人全員参加とはいきませんが、参加者の交流や連絡などを協議しました。
県平和委員会事務局長の米澤さんは、ヒバクシャ国際署名を今日時点で5455筆集めたそうです。ニューヨーク行動のスナップも披露されました。すごいパワーです。
8月1日から10日まで、四国の県庁で初めて、徳島県庁ロビーでの原爆パネル展も画期的です。また徳島県知事と県下24市町村のうち2自治体以外は、ペナントに首長がサインしてくれ、今日の結団式では最後にそのペナントを掲げて写真を撮りました。
私も核兵器のない世界の実現へ、歴史的なナガサキ大会に参加します。

IMG_6618

「ワクワクして読んだ」と・・・

今夜の地域支部での支部会議で「日本共産党創立95周年」の志位委員長・不破社研所長の記念講演がテーマになりました。

時間の関係で途中までの読み合わせになりましたが、「ワクワクして一気に読んだ」、「読みごたえがあった」、「徳島市長選の不破さんからの紹介びっくりした」などなど参加者全員が明るい表情で感想を出し合いました。

県政でのとくしま記念オーケストラ問題での党の役割も出されました。

そしてせっかくのこの党の躍進の時期に、党の自力をつけて、野党と市民の共同で新しい政治の流れをという提起に応え、行動の具体化を討議しました。さあがんばろうと・・・・

IMG_6614

「首相への疑問がさらに膨らんだ」2日間の衆参集中審査通して!!

今朝の徳島はどんよりと、蒸し暑い中での地元朝宣伝、地元上八万後援会のみなさんやわたなべ徳島市議と共に取り組みました。
夏休みに入り、いつも通学する小学生の姿はありません。然し補習に出かける高校生からは、小さく手を振っての声援もありました。うれしいです。
昨日の衆院集中審査、地元紙でも「首相への疑問が膨らんだ」との社説も掲載されました。今日は参院での集中審査国民も注視しています。
また東京都議選、那覇市議選、そして仙台市長選の報告も力を込めて訴えました。さらに昨日終了した千葉での自治体学校で学んだことも報告しました。
終了後妻から「公民館活動の問題、新婦人新聞でも特集されていたよ」と・・・私は全く知りませんでしたが、勉強します。

一服後県庁へ、静かな控室で相談や用務をこなしました。

午後参院の閉会中審査の小池晃書記局長の質問をテレビで見ましたが、安倍首相の疑問がさらに膨らむ結果になりました。

疑惑解明のために加計学園理事長など関連する人達の証人喚問が不可欠です。

夜には徳島9条まつり実行委員会の最初の実行委員会に参加しました。憲法9条改悪を明言する安倍内閣に対抗し、立憲主義、平和主義を守る上から今年の第7回9条まつりは極めて重要だという意見がたくさん出され、次の実行委員会で再度位置づけ、動員目標、企画を練ろうと確認しました。

IMG_6614 IMG_6607

20245749_729456747237733_330757067517248158_n

自治体学校で学んだこと!!

千葉での自治体学校が終わりました。最終日の「社会教育・公民館の役割と地方自治をめぐる課題」千葉大名誉教授 長澤成次先生の報告、あまり知らなかった大切なことを学べました。
昨日の地方創生の分科会でも、住民自治の強化と公民館の役割が強調され、公民館の役割を再認識しました。関連する著作も購入しました。

来年は福岡、時間をとってなんとか参加できればと思っています。
3日間、目からウロコのことがらに度々遭遇、学ばねばという気持ちを持って、徳島に帰ってきました。

20245749_729456747237733_330757067517248158_n 20232772_728529383997136_990403840801055555_o 20155842_728529470663794_744744981476229650_n 20155653_728946137288794_3884730414432452858_n

20155653_728946137288794_3884730414432452858_n

自治体学校2日目 分科会「地方創生政策の現段階と自治体の課題」に参加

今朝の千葉は曇天、蒸し暑いです。朝早くから遠い会場の植草学園に出発しました。今日は「地方創生政策の現段階と自治体の課題」分科会に参加しました。
先日視察した島根県の海士町の取り組みをはじめ地方創生政策を詳しく島根大名誉教授の保母武彦先生が基調報告、参考になりました。
先生は以前木頭村の細川内ダム問題でも審議委員をしていたとのことも語られました。
また特別報告では、千葉県鋸南町での道の駅保田小学校の背景と経緯、成果と課題が報告されました。一昨年県議会経済委員会の視察で鋸南町の施設に行きましたとあいさつしました。
私も徳島県での地方創生問題を発言、京都、新潟など全国の皆さんの報告も参考になりました。
今日の分科会一日みっちり学べ、とても実りがありました。
明日はいよいよ最後です。

20155653_728946137288794_3884730414432452858_n

20258284_728946317288776_10128141613932928_n

20232772_728529383997136_990403840801055555_o

第59回自治体学校in千葉に参加

「憲法施行70年 共同を広げ地方自治に輝きを」第59回自治体学校in千葉に参加しました。 千葉も暑いし交通の便が悪く、やっと千葉駅に到着。
毎年参加していますが、今年の圧巻は「住民参加で輝く自治体を」という記念シンポジウムでした。
岡田知弘先生をコーディネーターに、「都議選の結果と、安倍改憲、小池都政のゆくえ」を渡辺治先生、「開発型自治体の典型・大阪維新政治」を中山徹先生が報告しました。2人の報告に引き込まれました。現状、課題、展望を学ぶことができました。 書きなぐったメモをまとめねばと思います。
千葉県いすみ市の地域づくりの特別報告も、パワーポイントで丁寧に説明していただき、とても良かったです。
明日の分科会も楽しみです。

私の活動ニュースが完成。原水爆禁止四国大会や清水ひで子都議を迎えて「総選挙勝利をめざす決起集会」の模様をまとめました。ご覧ください。

20232772_728529383997136_990403840801055555_o

20170723こんにちは山田豊ですNO48